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全ての人に勧める左足ブレーキへの切り換え (ドラテク)

※右足のみでアクセルとブレーキを踏み分ける運転方法は禁止すべき



左足ブレーキとは

  

2ペダルの自動車運転テクニックとして、右足はアクセル専用,左足はブレーキ専用として使い分ける運転方法。アクセルとブレーキの踏み間違いが起こらない、ブレーキを踏むまでのタイムロスが少ないので、停止距離が短くなって事故防止につながる、車庫入れや曲がりくねった道などで加減速がスムーズにできる等のメリットがある。


私の左足ブレーキ運転歴

  

私は約30年前に安全運転テクニックとして左足ブレーキを使い始め、それ以来ずっと実践している(約50万km)。その間、左足ブレーキに問題を感じた事はなく、逆に左足ブレーキに助けられた(制動距離が短くなったので事故を回避できた)経験は2回くらいある。アクセルとブレーキの踏み間違いも、もちろん無い。おかげで?この30年間は無事故だ。私は長距離(1日1000km以上)も時々ドライブするので、左足ブレーキの疲れにくさも優れた点だ。

 ワイワイガヤガヤ

LS500h4.jpg茶屋4


私が左足ブレーキ運転テクをお勧めする理由
   

私が左足ブレーキを採用したのは、当時の自動車評論家であった徳大寺有恒氏が勧めておられた、というのが大きい。事故を防ぎ安全にドライブする上で必須のテクニックだと思った。踏み間違いによる悲惨な事故が後を絶たないが、これに対する最善の解ではないかとも思う。私自身も左足ブレーキを採用する
以前に一度だけブレーキのつもりでアクセルを踏んでパニックになりかけた経
験があり、右足で2つのペダルを目視せずに踏み分けるというのは根本的な問
題のある危険な操作方法だと気づいたからである。今ではこの様な危険な運転方法は早急に禁止するべきだと確信している。
    
普通に考えればアクセルとブレーキという正反対の動作をする2つのペダルを近接配置し、目視確認もしないで右足のみで踏み分けるとなると確実にヒューマンエラーが出る。マンマシンインターフェイスとしてそんな設計は安全上あり得ない。自動車が最初から2ペダルであれば、そんな設計をすれば殺人行為的な設計ミスとして非難されただろう。

  こんな操作方法を警察や行政が許しているのがそもそもの問題だ。これで事故を起こした人は裁判所の判断を求めてみたらどうか?目視確認ができないのだから、とっさの場合に踏みまちがえて暴走事故を起こしたとしても、100%運転者責任にする法的根拠があるのかどうか疑問だ。指導された運転方法の欠陥が認められ、その運転方法で必然的に発生する踏み間違いにより、かなりの確率で事故が不可避だったと認められ、更にそれを回避する方法(左足ブレーキ等)が存在し広く知られているのに怠慢で義務化も普及努力もしなかったとすれば行政にもメーカーにも大きな責任が生じると思う。まあ逃げられると思うけどね
 原理的な話として右足アクセル,左足ブレーキであれば人はペダルを目視確認しなくても間
違わずに操作できる。右がアクセル、左がブレーキという事を理解して体得していればすむ事だ
から目視確認は必要ない。もしこれでも間違えるようなら、もうどうしょーもない!というレベ
ルだから、これで踏み間違い事故を起こした場合は100%運転者の責任でよい。
 しかし右足のみで近接した2つのペダルを目視確認もせずに踏み分ける事は確実にはできない。誰にでも必ず間違える可能性がある。どちらかのペダルに右足がある時には間違えにくいが、どちらのペダルにも足が乗っていない状態からブレーキペダルを踏むときに、間違えてアクセルを踏むのを防ぎきれないのが大問題なのだ。このミスはパニック状態では当然の様に起こるだろう。
 これは自動車の運転という危険度の高い作業に対して、右足のみでのアクセルとブレーキの踏み替えは絶対使ってはならない危険な操作方法であることを示唆する。この方式で運転すると運転能力的に全く問題の無い人が十分に気を付けて運転していたとしても、踏み間違い事故は防ぎきれないのだ。だから踏み間違い事故に対しては運転者に100%の責任があるとは言えない。この様な操作方法で教えている教習所や行政やメーカーの責任が大きいというべきなのだ。私の感覚では個人の責任は50%以下だと思う。このあたりの判断を司法に問いたい。
 また両足を使う左足ブレーキ方式は踏み間違いが原理的に起らない事に加え、一度まちがったとしても修正が比較的容易なので、更に事故になりにくい。これも左足ブレーキ方式が高い安全性を持っている事を示す材料だ。右足のみで踏み分ける方式は、踏み間違いの修正には、いったん右足をペダルから離して踏み替えなくてはならないが、パニック状態ではその判断が難しい。なぜなら本人はブレーキを踏んでいるつもりなので、それを緩めるのは躊躇するし勇気がいる。それに対し両足を使う方式は瞬間的に「右足がブレーキだ」と錯覚した(ありえないが)としても左足も同時に踏める。そうすれば暴走することはないので、冷静に対応できる。

2ペダルのクルマであれば右足と左足を使い、ブレーキの足とアクセルの足に分けて専門化し、操作間違いを防ぐのが通常の安全設計だ。目視確認ができない場合には必須条件だと言ってもよい。それがそうなっていないのは3ペダルのマニュアルシフト車というものが昔はかなり存在していたからだ。しかし今の世の中(20~30年前から)は2ペダルが普通なので、右足のみでの2ペダルの踏み替えは多くの人にとって大きな危険を内在した負の遺産テクニックとなっている。

3ペダル車であればブレーキとアクセルをまちがえたとしても、クラッチを踏めば動力は遮断されるので、多くは大事には至らなかったのだろう。しかしオートマ車は違う 
 EU圏などでは未だに3ペダル車が多いので、EU圏のクルマは右足操作からなかなか抜け出せない。しかしそんなのに付き合うわけにはいかない。そもそも2ペダルと3ペダルを同じような運転方法で共用きるようにしたのが基本的な間違いだ。最初から2ペダル車は従来とは全く違うクルマとして割り切り、ブレーキ一ペダルを中央に置き大型化し2ペダル車に最も適した運転方法を精査して採用するべきだった。この最初の判断ミスで自動車社会は恐らく数万人を超える犠牲者を出す事になった。基本設計がいかに大切かだ。 


私が左足ブレーキをこれまで特にお勧めして来なかった理由

    

私は左足ブレーキの良さは身にしみて分かっている。しかし20年ほど前にネットでその様な話をしたことがあるが、世の中には頭の柔軟性がゼロの人たちも多くて、その様な人たちには左足でブレーキを踏む事が全く受け入れられないのだ。これは信じられない様な話だが、実際にこの様な人は結構いる。冷静に考えれば左足ブレーキが優れているのは疑問の余地がないのに頑として受け付けない。

 実践したことがないくせに文句をつけるのは良くないなー  実践したことのある人は、こんな当たり前の事をなぜ分からないんだろうとイライラするのだ  反対する人たちは勘違いや感情的反対のみでまともな議論をしたがらない。だからもーいーや、となってしまうのだ  まーどっちもどっちだね  あーだこーだ  ワイワイガヤガヤ

あまりにも頭が硬くてほぐせそうにないので、あきらめてこの主張は取り下げた。評論家の徳大寺さんもだんだんトーンダウンした。しかし最近は少し情勢が変わってきて左足ブレーキの採用が必要ではないかと言い始めている専門家?もいる。
しかし20年前~30年前に左足ブレーキ肯定派が石頭軍団に負けず、もう少し頑張って世の中に左足ブレーキをひろめていたら、昨今の暴走事故(アクセルとブレーキの踏み間違い事故)はかなり減っただろう。そのほかの交通事故も減っただろう。もしかすると20年間で数千以上の命が助かったかもしれない。そうすればあの可哀相な犠牲者も出なくて済んだかもしれない、と思うと少し後悔している。だから今後は積極的に人に勧めようと思う。これまで人に勧めなかったのは上記の理由以外にもヘタに勧めて事故でも起こされて私のせいにされたらイヤだから、という理由があった事は確かだ。でもこの姿勢は利己的と言うか事なかれ主義的で良くないね。他の左足ブレーキ実践者も自分では良いことは分かっているが、同様の理由で他人に勧めるという事はしてこなかったのだろう。ここでは誰でも安全に左足ブレーキに移行できる方法を熟考してご紹介する。

 本当は行政や警察が動くのが良いんだけどね。そのためにはまずマスコミが動くべきか?それとも我々の様な個人発信でもまとまれば力になるか?データの収拾,分析も重要だ。左足ブレーキ運転者は踏み間違い暴走事故では圧倒的に低い事故率だろう。たぶんゼロだ。追突事故でも半分くらいの事故率になるのではないかと思っている。この様なデータを集めれば大きな説得力になるのだが、これには警察が動いてくれないと難しいかもしれない。もしこの数値が明らかになり、保険会社が保険料の「左足ブレーキ運転者割引」でも始めたら一気に普及するだろう。


私の勧める左足ブレーキへの移行方法

まず安全な道路等で左足ブレーキの訓練をするのだが、最初から左足ブレーキにするのではなく、従来通り右足でブレーキを踏むと共に、同じペダルに左足ものせるのだ。このとき左足のカカトは床に着けるようにする。右足のカカトは浮かせる。最初は左足にはあまり力を入れない。だんだん慣れてきたら左足の力の割合を強めていく。最後には右足がなくても左足でブレーキングできるようにする。

 移行期間は運転時間で10~20時間程度を考えておこう。ただし習熟には個人差が大きいので、特に意識しなくても左足ブレーキングが出来るようになるまでは移行期間だと思って特に慎重に。

尚、この両足ブレーキングはそのままでも良い。つまり通常状態が両足でブレーキを踏む、というのも有りだ。というか最も安全なブレーキング方法とも言える。踏み間違い暴走事故も左足ブレーキ並に起こりにくいだろう。

 これが意外といい感じなんだ。なんといっても安心感がある。それに移行期間が短くて済む。(ほとんど瞬時移行可能だ)

左足のみでのブレーキングが有利なのは、車庫入れや曲がりくねった道などでアクセルとブレーキを頻繁に切り換える必要があるときだけだ。だから特に上手な(器用な)運転にこだわらなければ両足ブレーキが通常となっても全く問題ない。 多少ドンに見えても安全第一という人にお勧め。両足ブレーキでも左足は常時ブレーキペダル上に置くのが良い。左足カカトは床に付ける。そうすれば両足ブレーキでも反応速度が純粋な左足ブレーキング並に早くできる。


また通常は純粋な左足ブレーキであっても、緊急ブレーキの時には両足ブレーキにしなくてはならない。そのためには安全そうな道でのドライブ時には右足や両足ブレーキも時々まぜて使う訓練を日常的にした方が良い。その方が気分転換にもなるし、運転に集中できるし、疲れも少なくなる?

  緊急時には右も左も総動員でブレーキング。安全な道では右足ブレーキングも時々は使ってみるのがよいと思う。緊急時にはどんな状態からでも即座にブレーキングできる訓練になる。

左足ブレーキを本格的に取り入れるのなら、左足ブレーキや両足ブレーキを意識して対応したブレーキペダルも市販されている。1万円程度なので安全への投資としては良い投資だと思う。 いいんだけどアルミ製だから裸足で踏むと冷たいんだよねー


無題



左足ブレーキ反対派の主張とそれへの反論

左足ブレーキ反対派の主張は以下のものがほとんどである。

    
①慣れるまで危険である。
②アクセルとブレーキを同時に踏んでしまう危険がある。
③左足で踏ん張らないと身体が支えられない。
④現在の車はペダル位置が左足ブレーキに適していない車種もある。
⑤3ペダル車(マニュアル車)に乗ったときに操作をまちがえる。
⑥左足では微妙なブレーキ操作はできない。

⑦必要ないところで無意識にブレーキを踏んでしまう。


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①については前記した両足ブレーキという移行過程を入れれば全く問題ない。


②については、実践した事の無い人の杞憂又は想像であり、実際には安全上の問題は無い。パニック時に両足を踏ん張ってアクセルとブレーキを同時に踏み込む危険があるとも言うが(私としてはありえないと思うが)、パニックで右足で踏ん張ってアクセルのみを踏み込むのに比べれば100倍ましだ。それに私の勧める左足ブレーキ操作の場合、パニックブレーキ時には両足ブレーキを使うのでアクセルを踏む心配は無い。

③は全くバカな主張。身体はシートとシートベルトで支えるもの。左足は踏ん張る為のものではない。左足で踏ん張らなくても普通に運転できなくてはならない。また左足ブレーキではカカトを床に着けているので足は安定しているし疲れる事もない。フルブレーキング時にはカカトが浮くが、ブレーキを強く踏んでいるので、十分安定する。
反対派で「フルブレーキング時には左足で床を踏ん張って右足でブレーキを力一杯踏むのだ」などとトンデモナイ事を言う人がいるが、単純な力学問題で左足で床を踏ん張れば、その分だけ右足のブレーキ踏力が弱まるので危険だ。例えば左足が右足と同じだけの力で床を踏ん張ったとすれば右足のブレーキ踏力は半減(腰への応力一定)し、十分なブレーキングが出来ない可能性がでてくる。
右足でも左足でも緊急ブレーキの時にはブレーキのみに力を集中して他には力が分散しないようにブレーキペダルのみを踏ん張るのが正しい。この時の応力はシートが受け止める。これは力学的にシートにしか受け止められない。右足ブレーキの人にとって左足は害になっても全く役には立たない。右足でブレーキングする人でも緊急ブレーキの時は左足は浮かせた方が無難だ(単純な力学問題)。
また普段は左足ブレーキの人も緊急ブレーキは両足で踏む。理由は別記した。これらの場合ABSは必須な装備になるが、ABSは安全運転を心がけるには最低限必要な装備だ。だから自分のクルマに付いているかどうか確認しておこう。付いていなければクルマの買い換えを推奨する。事故を起こさないのが最良の経済性でもある。
尚、上記の方法はブレーキ踏力を最大にする方法なので力持ちの人にとっては過剰に感じるだろうが、これは力の弱い人にも強い人にも全て適用できる一般化したテクニックである。力の強い人も年齢を重ねれば1/2~1/3と踏力が衰えていくことを忘れてはならない。体の状態変化(病気、ケガ等)による踏力低下にも備えなくてはならない。

ABSとはアンチロックブレーキシステム。ブレーキ力を自動調節して最適なブレーキングをさせる装置。これはメーカーにより呼び方が違う。これがあればブレーキ踏力が強すぎるのはOK。でも弱すぎるのはダメ。


④については、その様な車種があるのかもしれない(未調査)。しかしこれまでのクルマ(フォードテルスター,トヨタコロナ,ホンダレジェンド(3台)レクサスGS(2台)とLS)では全く問題無かった。ショールームでもよく見ているが左足ブレーキに適さない車は見たことがない(見る車種に片寄りはあるが)。どちらにしろ左足ブレーキに適していないクルマはクルマ選びの候補から外せば良いだけ。EU圏のクルマは要注意。不安があれば選択肢から外そう。又は前記した左足、両足ブレーキ対応の市販ペダルを付ければ良い。安全第一だ。


⑤については3ペダル車がほぼ絶滅したので、一般の人には関係ない。3ペダル車に乗る可能性が厳密にはゼロではないから、という理由だけで3ペダル対応の危険な運転方法を普段から採用するというのはマイナスが大きすぎる。

⑥については実践したことのない人の勝手な思い込み。この様な意見の人は左足ブレーキを少しやって簡単にあきらめた人に多い。もう少し(数時間)訓練すれば右足と同じ様に微調整できる様になる事が理解できたはず。だいたい利き足でないと微妙なブレーキ操作が出来ないと主張するなら、利き足が左足の人は右足ブレーキが出来ない→自動車の運転が出来ない、という事になるが、当然そんなことはない。左足利きの人も普通に右足ブレーキをしている。それでも特に下手だということはないはず。


⑦については、普通の人ならあり得ない。もしそんな事をしてしまう人なら無意識にアクセルも踏んでしまう、という事になり、この方が危険で悪質だ。自動車の運転はすべきではない。ブレーキを踏むのは安全上の実害は無い。


総括すれば左足ブレーキ運転テクには重大な問題点は無く、利点が非常に大きい。年間数千件以上の事故を防止する可能性が高いと思う。



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左足ブレーキでの運転方法の詳細
   

左足ブレーキの正式な方法、というのはないかもしれないが、私が長年実践して、良いと思った方法を示す。


純粋な左足ブレーキングの場合、通常は左足のカカトは床につけ、ツマサキ側でブレーキペダルを操作する。つまりアクセルを踏む時と同じ足の形だから長時間でも疲れないし微妙な力加減もしやすい。左足ブレーキが疲れるという人は左足を浮かしているのだろう。フルブレーキングで思い切り力を入れて踏む場合にはカカトを床から離す(意識しなくても踏み込めば勝手にカカトは床から浮く)。これに右足も少し遅れてでも参加させ両足で踏む。


安全な道路(自動車専用道路や高速道路など)の場合には、左足を常にブレーキペダルにのせておく必要はない。(もちろん乗せておいても良いが)。

そして一般道ではできるだけ常時ブレーキペダル上に左足先を置く。特に交差点や曲がりくねった道や混雑した道など危なそうな場所では必ずブレーキの上に左足先を乗せて身構えるのだ。そうすれば瞬時にブレーキが踏めるので停止距離が3mほど短くなる。これが事故になるかならないかの境目になることもあるのだ (これは結構多いと思う。私の場合、2m以下の距離でやっと止まれた危ない記憶が2~3回ある)

  身構えるときには体と頭を少し前に出して気合を入れる。そうすれば視界も広がるので危険な兆候を早期発見しやすい。特に交差点が要注意だ。青信号だからといって100%安心してはいけない。信号無視のクルマも来るかもしれないので、交差点に進入するときは視界を広げて左右の確認も必須だ。視界をより広げる方法としては首を振る方法と目を左右に広げる特技を使う方法がある。交差点はスムーズに通過しなくてはならないが、緊急ブレーキが必要になるしちゅえーしょんもたくさんある場所だ。信号無視車に対してはアクセルで逃げるかブレーキで逃げるか瞬時に判断して行動してくてはならない。こんな場所では特に左足ブレーキが頼りになる。 私としては信号なんか無くして全部ロータリーか立体交差にしてほしいにゃん。少なくとも直線の幹線道路に対してローカル道路が直線で交差するのはまずいだろ。直進できないようにずらせるべきだ。 

自動運転の場合は両足ともペダルから離して手前側の床に置くが、非常事態が起きて緊急ブレーキングが必要な時には必ず両足ブレーキを使う。これは片足のみでのブレーキングだと、パニックブレーキでは踏み損なう恐れがあるため。なぜならペダルから足が離れた状態が続くので、ペダルの位置感覚が不正確になるためだ。しかし両足なら最低でもどちらかの足がブレーキに当たればよいのだから、まず踏み外す事はない。緊急時には思い切り両足でブレーキを蹴ろう。ABSさえ付いていれば強すぎるブレーキ踏力は問題無い。尚、ブレーキペダルは大きめに作ってあるので両足を乗せる事に問題はないと思うが、ブレーキペダルの小さいクルマはクルマ選びの対象から外そう。どうしても小さいペダルのクルマで両足ブレーキする場合には右足は自分の左足先を踏む事になる。かな?  それでOK。と思う それはないだろー。ブレーキペダルを交換しろ!


右足のみでの踏み替えブレーキの人は自動運転の場合に、更に危険が増加するので注意しなくてはならない。やはりアクセルペダルから足を離して運転しているので、ペダルの位置感覚が不正確になり、突然パニックブレーキになったときにはブレーキペダルを踏み外してアクセルペダルを踏み込む危険性が非常に高くなるからだ。だから現状レベルの自動運転では右足でブレーキとアクセルを踏み替える方式では特に危険度が増大して非常に危ない操作方法となる。


昨今の踏み間違い事故も恐らく普通にアクセルを踏んだ状態からのブレーキングでペダルを踏みまちがえたのではないだろう。踏み間違いの多くは、右足がどちらのペダルも踏んでいなかった状態からブレーキを踏もうとした時にアクセルを踏み込んだものだ。だからバックも含めた発進時の踏み間違い事故が大半だ。そのてん左足ブレーキならまちがってもアクセルは踏めない。ここに根本的な安全性がある。


自動ブレーキや自動運転が普及してくると、左足ブレーキ(又は両足ブレーキ)の必要性が薄れるかと思っていたが、それらに関わらず左足や両足ブレーキテクニックは必要だと気づいた。だから遅きに失した感はあるものの、今からでも大切な知人などには左足ブレーキを勧めたい。


なぜなら自動ブレーキが発達しても、障害物のないところで間違ってアクセルを踏み込んだら当然ながら自動ブレーキは動作しない。すると高性能車なら3秒で時速100kmに達する。これでパニックになると自動ブレーキがあっても大事故は免れない。完全自動運転になっても、たまには自分で運転したい人は同様の危険を抱える事になる。だから根本的な安全対策をメーカーも行政も考えなくてはならない。今の右足でアクセルとブレーキをメクラ状態で踏み分けるなどという安全性を無視した欠陥運転方法ではダメだ。左足ブレーキはその解の有力候補だと思っている。


長時間運転のためのてくにっく。長時間、同じ姿勢は疲れる。ときどきは姿勢を変えてみるのもよいかと思う。自動運転が一番だが、常時ブレーキペダルの上に足をのせておく場合には足を逆ハの字にして右足先でアクセル、そしてそのカカト付近に左足のカカトを乗せて左足先をブレーキの上にのせる。これも疲れにくいテクニックだし、瞬時のブレーキングも可能だ。それ以外には裸足になる事。こは気持ちが良いし疲れないのだがお勧めしてよいかどうかわからない。しかし少なくともハイヒールやサンダルでの運転に比べれば、はるかに安全だし違法にもならない。ハイヒールやサンダルしかないときに運転するハメになったら迷わず裸足になろう。
 緊急ブレーキは両足で力一杯踏む、というのにはABSの付いていないクルマではタイヤがロックして危険だという見方もあるだろう。しかしパニックブレーキ時にブレーキ踏力を調節したりポンピングブレーキにしてロックしないように出来る技量のある人がどれだけいるか?ほぼゼロに近い数字になると思う。それなら中途半端な事は言わないで力一杯ブレーキを踏む、という事にしておいた方が安全だろう。ABSの付いていないクルマは安全を考えるなら買い換えるべきだ。
 安全性問題ではブレーキペダル位置形状以外にも要注意項目がある。例えばEU圏のクルマは紫外線カットされていない(ガンなど万病の元)とかウインカーが国産車と逆に付いている,トラブル発生率が高いなども事故リスクや健康リスクを上げる(アンチ輸入車派です).また黒色のクルマは視認性が悪いので、事故率が高い。メーカーもそんな事は分かっているはずだから、黒色の販売を抑えるとか、目立つポイント(反射板等)を側面にも付けるなどの工夫をお願いしたい。なぜ側面かと言うと側面の視認性が特に悪いから。以前のニュースで黒色のクルマが高速道路で野生動物を避けようとして中央分離帯にぶつかり追い越し車線で横向きに止まった。そこに後から来たクルマにぶつけられて死亡している事故があった。これなど死んだひとはもちろんだが、ぶつけた人も気の毒だ。気にしているせいか黒色のクルマが側面から、ぶつけられているシーンをよく見かける気がする。少なくとも小さな事故は明るい色のクルマの3倍多いらしい。
クルマは安全性,信頼性が第一であり、スタイル,性能などでの選定は安全性,信頼性が高度に満足したものの中から選ぶべきだ。


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同感です * by 北村邦彦
全てのコメントに共感を覚えます
私は 1979年に トヨタ・スプリンター E-AE70型(AT車)を新車購入以来 今日まで AT車は、常に左足でブレーキングしています。
仕事柄 日中はMTのトラックを運転していますが MTとATの 意識・操作の切り替えも全く問題なく
要は 「慣れ」ですね。
私の妻は 結婚後 免許を取得しましたが(30年以上前です)当時は AT限定 などというモノはなく 一部の身障者?の方以外は、全員がMT免許の時代ですね。
・・・で 妻が免許証を交付された当日 私が助手席に座り
妻がドライバーで 近隣の空き地へ行き 左足ブレーキの特訓をさせました ・・・ 以来 妻も 左足ブレーキオンリーで、踏み間違いとは全く縁がない・・・そりゃそうだ   踏み変えていないのだから。
ただ 今となっては 妻の折角のMT免許ですが 3ペダル車は 運転できないそうです(笑)・・・まぁ AT車しか乗る事は無いので問題ないですがね!

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同感です

全てのコメントに共感を覚えます
私は 1979年に トヨタ・スプリンター E-AE70型(AT車)を新車購入以来 今日まで AT車は、常に左足でブレーキングしています。
仕事柄 日中はMTのトラックを運転していますが MTとATの 意識・操作の切り替えも全く問題なく
要は 「慣れ」ですね。
私の妻は 結婚後 免許を取得しましたが(30年以上前です)当時は AT限定 などというモノはなく 一部の身障者?の方以外は、全員がMT免許の時代ですね。
・・・で 妻が免許証を交付された当日 私が助手席に座り
妻がドライバーで 近隣の空き地へ行き 左足ブレーキの特訓をさせました ・・・ 以来 妻も 左足ブレーキオンリーで、踏み間違いとは全く縁がない・・・そりゃそうだ   踏み変えていないのだから。
ただ 今となっては 妻の折角のMT免許ですが 3ペダル車は 運転できないそうです(笑)・・・まぁ AT車しか乗る事は無いので問題ないですがね!
2019-09-25 * 北村邦彦 [ 編集 ]