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統合型図面システム



フィンテック社における設計,図面管理方式を統合図面システムに確定した

統合図面=The Integration Drawing System→IDS

①統合図面IDSの基本概念
1つのCAD図面の同一面に構想図,製品図,部品図,特性データその他を全て書き込んだもの 

②統合図面を採用するメリット

 良い考えなのかバカな考えなのかよく分からんなー  飼い主なりに色々考えてるのだ

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  にゃんの好きな花札だ   似てるけど ちゃうの!  

上図は図面のサムネイル集ではない。これ全体で1枚の図面なのだ。 同一キャンバス上に基本設計図から客先別図面, 部品展開図, 部品図, 派生した特注品図, 製造仕様書, 部品発注情報, ジグ図面,特性データまで全部まとめて書いてしまおうという試みになる

最近のパソコンハードやCADソフトは非常に高性能になっており、上記サンプルの様に1枚の図面の中に従来の図面を数十枚~数百枚並べて書いても特に動作が遅いといった感じはしない

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容量も上記サイズで 0.5MB~1MBであり、現在のパソコンのメインメモリ8GB, OSは64bit処理が普通という能力からすれば何でもない容量だろう。これをそのままメールで10枚以上同時に送るのも容易だ。 要するに現在のパソコン能力等のインフラ能力を考えれば図面は1つのキャンパスに1図面でなくても1つのキャンパスに数十枚, 数百枚でも全く問題ないという事になる。 百枚の図面といえば多いように感じるが、 面配置にすれば10枚×10枚であり、簡単に見渡せる範囲だ。 たとえ1製品の図面数が1000枚だったとしても31枚×32枚であり、10m×10mのキャンパスに十分納まる
  ここでCampusとは「敷地」「フィールド」 といった意味だよ   絵画のCanvas の方がよくねー
  Canvas の方が絵になるねー。こっちにしよう

らば1枚のキャンバス上に客先図面各種, 製品基本図面各種, 派生した特注仕様図面, 部品展開図, 部品図, 製造仕様書, 部品手配表(発注先, 価格などの情報), ジグ図面などを全部書き込んでしまった方が効率的だろう。 こうすれば何よりも直感的に運用できるのが強みだしコピーや参照などもファイル間をまたぐ操作に比べ簡潔で素早く行なえる

フィンテック社は小さな会社だけど製品数は結構多いので、 図面数は数千枚になる。 これは通常ならば専任の設計, 図面管理者を必要とする。 しかしこの図面形態 (とりあえず一体型図面と命名)にすれば管理すべき図面数は数十枚程度に収まる

このシステム採用により図面リスト管理が不要になり、専任の設計、 図面管理エンジニアも必須ではなくなるので小さな会社にとってメリットは大きい

1枚のキャンバスに数十枚, 数百枚の図面を書いてもCADの機能で縮小してやればワンタッチで全体が見渡せ、 しかもそのときは個々の図面はサムネイルとしての機能をはたすので図面リストなどは不要だ

この方式なら製品図と部品図の関係が簡単になる。部品図番には複雑な構造を持たせる必要はなく、2桁程度の番号のみで済む。部品図はその一体型図面の同一キャンバス上にのみ存在するので他の製品の部品図番と重なっても問題無くなる

設計も楽だ。 上図で言えば、まず基本全体図を設計し、 それから部品展開図を作る。 この部品展開図は製造仕様書の機能をほとんど持っているといえるので、 多くの場合は特別な製造仕様書は作らなくてもよくなる

そしてこの部品展開図に部品図番(部品図記号P+数字2桁程度)を書き込む。 製造仕様書を特別に作るにしても写真の貼付もできるのでワープロと同程度以上の機能性がある。部品展開図があるので作るのも手間がかからない。(写真は常時精細表示するのではなく必要に応じ精細表示させるようだ。 写真右下をトリプルクリックで精細表示になる。 印刷時は当然ながら精細に印刷される)

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 部品展開図のサンプルだよー   Fintech社の誇る超小型18kw-800℃熱風ヒータだ

部品展開図ができれば、次は部品図の製作になる。同一平面にあるので部品展開図の部品図をコピーしてもっていけばすぐに部品図が作れる。部品図作製段階で修正が必要になる場合も多いが基本設計図も同一平面上にあるので、簡単に基本図面に修正を反映させる事ができる

個々の図面を引き出すには必要な図面を切り取って印刷なりPDFにするなりの操作が必要となるが、馴れれば簡単な作業だ。 CADソフトはダッソーシステム社のドラフトサイト無償版で十分だが、有償版でもドラフトサイトならば初期に4万円台、年間1万円台の負担だ   お金に余裕のある人と高度なCADが欲しい人は有償版を使ってあげよう

無償CAD→ダッソーシステム社 ドラフトサイト  ダウンロード画面   DWG完全互換
 ダウンロードしたあと、案内に従い自分のメルアドを通知してアクティブ化しよう

営業担当者も製造担当者も最低でもCAD図面が見れる様になってほしい。CADソフトをパソコンに入れておけば、その図面ファイルのタイトル(アイコン)をクリックするだけで開く

見るだけなら操作は簡単だ。 使うのはマウスのローラーだけ。 ローラーを回転させればダイナミックに拡大縮小する。 CADは船でも飛行機でも高層ビルでも等寸で書くことができ、全体を見わたしたいときはこのローラーで縮小させて一気に数百メートルのものでも画面内に入れる事ができる。拡大すれば一気に小さなネジまで見ることも出来る。画面の移動はローラーを押さえてマウスを動かすだけだ
 CADソフトはすごいのだ。 作ってくれた人に感謝

私の理想としては営業担当者が客先と話しをするとき、その場でパソコンに図面を出して客先要望により各部を修正したりして話しをまとめるのが手っ取り早いと思っている。その図面は一体型図面の一角にタイトルを付けて保存する

基本図面があれば、特殊仕様品などの簡単な設計変更や追加は営業担当者がするべき仕事ではないかと思っている   早い、安い、うまい なのだー 

また当社には部品発注部門などはないので、製造担当者は自分で図面を引き出して発注することになる。その場合この一体型図面ならば全体が見渡せるので部品図を探すのも発注先を探すのも価格情報を見たり保存したりするのも一括で直感的に行なえる  自分の事は自分で完結させようね   製造担当に営業までさせようとしてるぞー

共通部品に関しては共通部品を別管理にする方法もあるが、あえてそうしなくてもよいと思う。 同じ図面が色々な場所にあってもかまわない。せいぜい数枚だろうから。 図番も共通にする必要はない

共通化が理想ではあるが管理がめんどう。するとすれば共通図面情報ボックスを作り、どの図面で共通使用しているかを明記しておく程度がせいぜいかと思う
 この飼い主はめんどくさい事が全く出来ないのだ。 だから期待してはいけない

図面の保存はどこかに元図を保管し、通常の運用はクラウド (インターネットディスク) 上の図面で行なう。書き替えるスキルのある人はサインをした上で書き替えて良い。時々元図と照合し、変更点がある場合には検討を加えた上で適切ならば元図を書き替える。営業担当者や製造担当者も製品設計に参加できるようにするのは新しいこころみであり、 うまくいけば収穫は大きいだろうと思う

 実際に運用していればクラウドの図面が元図として機能するようになり、 別の場所にある元図はバックアップ的に機能するようになるだろう

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  ねこにも分かる図面システムなのだ     ねこだって設計に参加できるのだ    無理ムリ!  この飼い主はネコに仕事をさせようと本気で考えてるぞー   ネコの手も借りたいんだって  わいわいがやがや - - - 犬の手は? タヌキはどうだ?サルをつれてこい

 2016/05/05  追記

一体型図面に対応すべくモニターを大型化した。43型の4K(解像度3840×2160 フィリップス製)モニターだ。価格ドットコムで調べると最近の売れ筋,注目ランキングでトップにいる。価格は77560円(税,送料込み)だ。しかし現在のパソコンでは4Kモニターは能力いっぱいには使えなかったのでビデオカードN730K-1GD5LP/OCV1 ¥6224.を追加した。これで4K解像度がフルに使え、一体型図面も非常に扱いやすくなる。CADで設計しながらWEBページを参照しながらメールをチェックするなど人のマルチタスクが可能になる  可能とできるとは微妙に意味が違うぞ

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マウスは最近ワイヤレスの物がふえていて、小電力で電池1本で1年以上使える様になっている。そこで1台買って試してみた。Elecom社製でBlue LEDを使ったもので光沢面でも使えるとの事だった。しかしこのテーブル(白の光沢塗装)でやってみると全く実用にならなかった。

そこで上写真の様にマウスパットを使ってみたが、何となく細かい動きに付いてこない。そのため元のマウス(上写真)に戻した。これはダイレクト感があり、1ドット単位でも追従している感じがする。CAD操作にはこれが良い。微細に操作するためには小型であることも重要だと実感した。正確に分析したわけではないがマウスが大きいと動き初めに回転方向で逃げてしまい、微細な動きについてこないのではないかと思う

追記:これはその後色々試した結果、ロジクール社のワイヤレスマウスにたどり着いた。ワイヤレスなので作図用として非常に使いやすい。電池寿命も長い。価格も安い(送料込みで800円台だ)






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